熊本でハーレー XL883R をゴースト塗装|販売から塗装まで一貫対応した小山バイクショップ初の1号車納車記録
熊本でハーレーのゴースト塗装を頼める店をお探しなら、小山バイクショップは販売から塗装まで一貫対応します。本記事は当店初の1号車・ハーレー XL883R の全工程を、塗装担当・味山と販売・カスタム担当の左右田が公開した納車記録です。
「もう一度、ハーレーに乗りたい」——以前ハーレーダビッドソンに乗っていたものの一度手放され、また自分のハーレーが欲しくなったというお客様が、当店で XL883R を購入してくださいました。
ところが、購入時の外装の色味がご本人のお好みに合わない。
「外装も塗装で変えたい」というお話になり、当店の販売・カスタム担当の左右田に、塗装までまとめてご依頼いただきました。
販売から塗装まで、店が一貫して決めて仕上げた初めての1台——熊本の小山バイクショップにとって、記念すべき「1号車」です。この記事は、その制作プロセスをすべて公開した納車記録です。
熊本でハーレー塗装、こんなお悩みありませんか?
- 「以前バイクに乗っていたけど一度手放した。もう一度乗りたい」
- 「中古で気に入ったバイクを見つけたけど、外装の色がしっくりこない」
- 「販売店に塗装まで一緒にお願いできたら、楽なのに」
- 「自分の誕生日に、自分を祝うつもりでスペシャルな1台がほしい」
- 「『お任せ』で頼みたいけど、安心して任せられる店を探している」
これらが当てはまるなら、この記事の制作プロセスが、判断材料になるはずです。
お客様プロフィール:30代半ばの学校の先生
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年代 | 30代半ば |
| ご職業 | 学校の先生 |
| 過去のバイク歴 | 以前ハーレーに乗っていた → 一度手放した |
| 今回の動機 | もう一度ハーレーに乗りたくなって |
| 購入車種 | ハーレーダビッドソン XL883R |
| 当店との出会い | XL883Rの販売 → 外装の色味が合わず塗装相談 → 塗装まで一括依頼 |
| 好みのヒント(観察) | 愛車にクロミちゃん(紫)のシール・ネクタイもクロミちゃん柄 |
ハーレー塗装「お任せ」のヒアリング:左右田が見る3つのポイント
最初のヒアリングで「何か好きなテイストはありますか?」と聞いた時、お客様の答えは「何でもいいです」でした。
「お任せ」ほど、店側のセンスと観察力が試される依頼はありません。
販売・カスタム担当の左右田は、お客様の現在の愛車と身に着けているものを見ました。
- 愛車の外装に、クロミちゃんの紫色のシールが貼ってある
- ネクタイにも、クロミちゃんの柄
そうやって立てた仮説を、お客様にお伝えしました。
確認を超えた抽象的な合意で、塗装の味山に話が引き継がれました。
塗装担当・味山が選んだ手法:ゴースト塗装+パール仕上げ
ゴースト塗装とは、ベースカラーの中に別の色を「光の角度で見えたり消えたりする」ように溶け込ませる塗装技法です。
「お客さんが黒ベースでっていう形で言ってたので、ネクタイも確かクロミちゃんしてたから、クロミちゃんカラーの紫をファイヤーカラーで入れて、光の具合で見えるような形にして」(味山)
塗装担当の味山が決めた、4層構造はこちらです。
塗装の4層構造
| レイヤー | 役割 | 仕上がりの効果 |
|---|---|---|
| 第1層:ベース(黒) | 全体の基本色 | 普段の見た目は黒一色 |
| 第2層:紫のファイヤーカラー | クロミちゃん紫 | 光の角度で浮き出るパターン |
| 第3層:パール仕上げ | 大人の高級感 | 子供っぽくならず落ち着いた光沢 |
| 第4層:クリア | 全体を封じる | 塗膜の保護・色味の安定 |
この層構造により、普通に見ると黒一色のハーレー、光が当たった瞬間に紫のファイヤーパターンが浮き上がる仕上げが完成しました。
ハーレーダビッドソンのエンブレムも塗装で
通常はシール貼りで済ませることが多いハーレーダビッドソンのエンブレムですが、今回の納車では塗装で表現しています。
「ハーレーダビットソンのエンブレムは、塗装で今回は入れてますね」(味山)
シールは経年で剥がれます。塗装なら、色味と質感が車体と一貫したまま長持ちします。
ハーレーゴースト塗装の制作工程:味山が気をつけた5つの専門ポイント
1. 下地が一番大事(★味山哲学の核)
「下地が一番大事だから、そこをしっかり作って、そこが一番大変ですね」(味山)
このハーレー883Rは、もとのカラーリングが純正塗装ではありませんでした。
そのため、塗装の最初のステップは「全部剥がしてゼロから作り直す」でした。
手順:
1. 既存の塗膜を全部剥がす
2. サフェーサーを吹いて下地を整える
3. その上に綺麗な下地を作る
4. ようやく色塗りに入る
仕上げの綺麗さを決めるのは下地。多くの店が省略しがちなここに、味山は最も時間をかけます。
2. ファイヤーパターンの段差を出さない
ゴースト塗装で最大の難所は、ファイヤーパターン特有の「段差」を出さないことです。
塗装の重ね方が雑だと、ベースカラーとファイヤーカラーの境目に段差が浮かび上がります。味山はこれを起こさないように、1層ずつ綺麗に仕上げてから次の層へ進みました。
3. 客の年代に合わせた塩梅判断
ファイヤーパターンを「はっきり出すか、こっそり入れるか」は、客のキャラクターで変わります。
この「派手じゃなきゃいい」という線引きが、左右田と味山の間で暗黙に共有されている——抽象的な指示でも、形がブレない理由はここにあります。
4. 追加依頼のサイドカバーは、サビ取りからマットブラックへ
塗装の途中、お客様からサイドカバーの追加依頼もいただきました。
サイドカバーには小さなサビがありました。
手順:
1. サビを全部取り除く
2. サフェーサーを吹いて防錆処理(サビが再発しないように)
3. マットブラックで仕上げる(タンクの艶塗装と質感を変える)
タンクの艶感と、サイドカバーのマット感。質感の差をつけることで、車体全体に深みが生まれます。
5. CCバーは「わざとクリアを吹かない」
CCバーは、フレーム感を残したい部分。クリアでツヤを出してしまうと、バイク全体の印象がブレます。
「CCバーはですね、わざとクリアは吹いてません」(左右田)
塗装は、塗ることだけが仕事ではない。「塗らない」決断も、仕上がりを決めます。
塗装後の取付で塗装に傷を入れない:左右田の4つのコツ
塗装が完成したパーツを車体に取り付ける作業は、左右田が担当しました。
1. 二人がかりでマスキング
「整備はいつも一人でやるんですけど、今回は絶対に傷つけたくなかったので、二人がかりでマスキングしながら取り付けました」(左右田)
塗装したパーツは、わずかな擦れでも傷が入ります。
普段は一人で済ませる作業も、塗装案件は別。養生→組付け→組付け確認、を二人体制で進めました。
2. 塗装後のボルト穴対策
塗装案件には特有のリスクがあります。
「塗料が乗った穴が内径が小さくなるから、割れないように、一応クリッと、削ってというか、角落としてから、ボルトは全部入れてるんで」(左右田)
手順:
1. ボルト穴の角を「クリッと」削って広げる
2. ボルトを入れる
3. 見えるところはクリアのタッチペンで内側を補修塗装
「よくあるネジ入れようとして、入れてる途中で、パキッと角から割れることがあるけん」(左右田)
塗装の経年劣化を防ぐ、地味だが重要な工程です。
3. 燃料キャップの統一感
純正オプションでシルバーの燃料キャップが付いていましたが、タンクの黒に合わせて燃料キャップも黒く塗装。
「燃料キャップ、シルバーの純正オプションが付いてたんだけど、タンクに合わせて黒く塗ったんだったね」(左右田)
細部の色を揃えると、バイク全体の統一感が一段上がります。
4. リアフェンダーは特に慎重に
ボルトの数が多い箇所は、取付の際にどうしてもこじりやすい部分です。
「リアフェンダーだけはどうしても、ボルトがいっぱい付いてるけん」(左右田)
塗装したパーツに傷を入れないよう、特に時間をかけて作業しました。
なぜ小山バイクショップに頼むか:「販売から塗装まで一貫対応」の意味
整備・カスタム・塗装を1社で担う店は、熊本市内で多くありません。
多くの場合、
- 販売は販売店で
- 塗装は塗装専門店に持ち込み
- 整備はまた別の整備工場で
——というように、店が分かれて連携する形になります。すると必ずどこかで、お客様の意図がぼやけたり、責任の所在が曖昧になったりします。
このハーレー XL883R は、当店にとって
- 販売は左右田(お客様のヒアリング・テーマ化)
- 塗装は味山(意図を形にする現場)
- 取付は左右田と味山の二人体制(塗装に傷を入れない)
——というように、販売から塗装まで、全工程を当店が一貫して責任を持って仕上げた初めての1台です。
「他店で断られたバイク、顔の見える3人で蘇らせます」というのが当店のお約束ですが、この1号車で、1台のバイクを最初から最後まで担う体制が確立しました。これからの納車の起点となる、記念すべき1台です。
納車前の心境
すべての作業が終わって、納車を待つ段階で、二人にはこんな会話がありました。
抽象的な「お任せ」を、私たち2人で具体化した1号車。
お客様の感想は、これからお会いした時に伺う予定です。
まとめ:ゴースト塗装の制作プロセス早見表
塗装の4層構造
| レイヤー | 役割 |
|---|---|
| ベース | 黒(普段の見た目) |
| 紫ファイヤー | 光で浮き出る部分 |
| パール | 大人の高級感 |
| クリア | 塗膜の保護 |
制作プロセスの早見表
| 工程 | 担当 | キーポイント |
|---|---|---|
| ヒアリング・テーマ化 | 左右田 | お客様の私物を観察して仮説を立てる |
| 下地作り | 味山 | 既存塗膜を全部剥がす → サフェーサー → 下地 |
| 4層塗装 | 味山 | ベース→ファイヤー→パール→クリアの順 |
| サイドカバー追加塗装 | 味山 | サビ取り → サフェーサー → マットブラック |
| エンブレム表現 | 味山 | シール貼りでなく塗装で |
| 取付・マスキング | 左右田・味山 | 二人体制で傷防止 |
| ボルト穴対策 | 左右田 | 角を削ってからボルト挿入 |
| 細部の色合わせ | 左右田 | 燃料キャップを黒に塗装 |
熊本でハーレーの塗装・カスタムをお探しなら|お見積もりはLINEで
「自分のバイクを、スペシャルな1台に変えたい」
「販売店に塗装まで一緒に頼める所を探している」
「持ち込みのバイクでも、塗装相談に乗ってもらえる店を探している」
「『お任せ』で頼みたいけど、センスを信頼できる店がほしい」
——そんなご相談、まずはお気軽に LINE でお送りください。
熊本でハーレーの塗装・カスタムをお探しでしたら、小山バイクショップではお客様のご要望をしっかり伺い、販売・カスタム担当の左右田、塗装担当の味山、整備担当の築田が、それぞれの専門で1台を仕上げます。
LINE で以下の情報をお送りいただくと、概算をスムーズにお返しできます。
- 車種・年式
- 現状の写真(タンク・サイドカバー等の塗装したい部分)
- ご希望のテイスト・色味(参考画像があれば)
- ご予算感(分かれば)
ハーレー塗装のよくあるご質問(FAQ)
Q1. 持ち込みのバイクでも塗装してもらえますか?
A. はい、当店で購入されていないバイクの塗装も承ります。他店購入バイクの整備・カスタム・塗装は当店の主軸サービスです。車種・現状を LINE でお送りください。
Q2. 塗装後の保証はありますか?
A. 通常使用での塗膜剥がれ・退色等については、ご納車後に状況をお見せいただいた上で、当店で対応可能な範囲を協議します。塗装は使用環境(直射日光・洗車頻度等)で長期の見え方が変わるため、納車時にメンテナンス方法をお伝えしています。
Q3. 塗装の納期はどれくらいですか?
A. 標準的な単色塗装で 2〜3週間、ゴースト塗装やファイヤーパターンのような多層塗装は 4〜6週間が目安です。下地作りに時間をかけるため、急ぎの場合はお早めにご相談ください。
Q4. ゴースト塗装の費用感を教えてください。
A. 塗装範囲(タンクのみ・全外装等)・層数・パターンの複雑さで変わります。LINE で車種・塗装範囲・ご希望テイストをお送りいただければ、当店の左右田が AI を活用した概算金額を当日中にお返しします。実車確認後の正式見積もりは無料です。
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この記事を書いた人
塗装担当 味山
小山バイクショップで塗装を担当。中古バイクに新車以上の価値を吹き込む塗装が得意。
夜時間や週末にもご相談承ります。
販売・カスタム担当 左右田
小山バイクショップの店長。バイク販売とカスタムを担当。
データと相場感に基づく根拠ある提案がモットー。
本記事は、小山バイクショップで実際に納車したハーレー XL883R の制作記録をもとに作成しています。お客様の年代・ご職業の表記は本人のご了承を得て記載しています。同じ車種・同じ症状でも、車両の状態・使用環境・ご要望によって作業内容は異なります。記事の内容は参考としてお使いください。
バイクの「困った」や「こだわり」
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※作業中や多忙時はお返事にお時間をいただく場合がございますが、スタッフが必ず確認して丁寧にご回答いたします。
