【危険サイン】バイクのハンドルがズレてる?まっすぐ走らないときの原因と診断のすすめ
なんか真っ直ぐ走らない?それ、“重大サイン”かもしれません
通勤やツーリング中、「片方に引っ張られる」「まっすぐ走っているつもりなのにズレていく…」と感じたことはありませんか?
ハンドルや車体のズレは、単なる違和感ではなく、走行安全を左右する重大なトラブルの前触れです。
「このまま乗っていいの?」と不安になる前に、原因と対処法をチェックしていきましょう。
バイクがふらつく/ハンドルがズレる原因は主に5つ
原因 | 症状 | 危険度 | 初期チェック |
---|---|---|---|
①ステム軸の締め付け不足 | 直進中のわずかな揺れ、ガタつき | ★★★★☆ | ハンドルを前後に押してガタを確認 |
②フォーク曲がり or ストローク不良 | 片側だけ沈む感じ、ブレーキ時ズレ | ★★★★★ | フォークを視覚&指で押して歪み確認 |
③ホイール歪み/スポーク緩み | 高速時に震える・直進不安定 | ★★★★★ | 停車で回転させ、ブレーキディスクやスポークをよく見る |
④アクスル(ホイール軸)の締め付け不良 | 軸が左右にズレて走行線が狂う | ★★★★☆ | リフトアップで軸の遊びを指でチェック |
⑤フレームの軽微なゆがみ | 発進・旋回時の左右差・前輪僅差 | ★★★★☆ | 座って乗車、地面鏡に写して違和感確認 |
★は緊急度の目安。高速走行時に身体への連動が増すケースが多く、放置は非常に危険です。
実際の診断で見えてくること│プロが語る現場のリアル
今回は、**築田(ツキダ)**が登場します!
「ハンドルがわずかに左に取られていたケース。原因はフロントフォークの微細な曲がりとアクスルの緩みでした。見た目では分からないレベルですが、試験走行時の挙動で“ん?”と気づけるんです。」
築田は、2級整備士かつ四輪も整備できる整備職人。その視線は奥深く、愛する車体の“本質的な直進性”を守るために無駄な手間は一切かけません
小山バイクショップのフレーム&足回り診断とは
小山バイクショップでは、以下の診断をすべて対応しています:
- ステム、フォーク、アクスル軸のトルク調整&歪み測定
- ホイールの真円・振れ・スポーク締め付けチェック
- フレーム歪み測定ツールによる診断対応
- 試験走行による“走りの挙動確認”も実施
- 他店購入車OK・代車貸出あり(要予約)
- 熊本市・阿蘇・天草・小国エリアでも安心してご相談可能
目視できない問題や“体感ではわかる違和感”も、プロ整備士が走行を通じて見つけていきます。
ズレ方・違和感チェック早見表
症状 | 原因候補 | セルフチェック | プロ診断が安心 |
---|---|---|---|
直進時「ふわっ」と引っ張られる | アクスルやステムの緩み | 前後にガタ確認 | ◎ |
高速走行で”ブレ”を感じる | フォーク歪み・ホイール振れ | ホイール回転でブレ確認 | ◎ |
ブレーキ時ズレる | フォーク軸緩み | 視覚&触覚確認 | ◎ |
坂道発進で左右どちらかに流れる | フレーム歪み | 鏡や床面直線を見て確認 | ◯(見えにくい) |
◎=プロ診断必須、◯=セルフも可だが、やはり専門家確認推奨。
【整備士コラム】直進安定性は“命に関わる整備”
今回は**左右田(サウダ)**が登場!
「R80でツーリング中、ちょっとした雪溶け水の上で“あれ?”って感じた時がありました。フォークが温まると締め付け緩むクセがあって…それ以来、毎回ストレートの安定性をテストしてるんです。ズレやガタを少しでも感じたら、すぐにチェックしてほしいですね。」
左右田はカスタム好きなだけでなく、実際のツーリング体験で生まれたノウハウを楽しげに伝える、信頼感のある整備士です。
少しでも“いつもと違う”と感じたら、ご相談ください
「ハンドルがズレている?」「まっすぐ走らない?」という違和感は、今日の安全走行を守るための大切な一歩です。
セルフチェックも有効ですが、見えにくい・感覚に依存するトラブルはプロに診てもらうことが最短の安心策。
熊本のライダーの皆さん、ちょっとした違和感でも、小山バイクショップに気軽に相談いただければ幸いです。

工場長:築田

店長兼整備士:左右田
🔧 整備・点検のこと、
私たちがしっかり相談にのります。
「バイクの調子が気になるけど、どこに聞けばいいかわからない…」
そんな方も安心してご相談ください。経験豊富な整備士が親身に対応します。
- ✅ 異音・加速不良・振動など気になる症状
- ✅ 定期点検や整備プランのご提案
- ✅ LINEで写真や動画を送っての相談もOK!