エンジン不動から再生へ、スターターコイル修理で蘇ったグラストラッカー250

こんにちは！ 今回はエンジン不動からの復活物語をお伝えします。先日入庫したスズキグラストラッカー250がエンジンが接客中に突然かからなくなったんです。大パニックです！必死に原因を考えました(´;ω;｀)

最初はバッテリー上がりだと思って新しいバッテリーを接続しましたが、セル音の代わりに「カチ」という音が聞こえるだけで動きませんでした。

それから、音の原因を探るために色々と調べました。すると、スターターリレーに問題があるのではないかということが分かりました。スターターリレーはエンジン始動時に電流を制御する重要な部品で、音がすることでその不良を示していたのです。

新しいスターターコイルを手に入れて交換作業に取り掛かりました。手順を丁寧に確認しながら作業を進め、古い部品を取り外し、新しいスターターコイルを取り付けました。そして、バッテリーを接続してエンジンをかけてみると、驚くことに「カチ」という音はなくなり、スムーズにエンジンが始動したのです！

この整備作業を通じて、私は音の重要性を再認識しました。音はバイクの状態や部品の異常を教えてくれる大切なサインなのです。この経験を通じて、バイクの整備においては細かな音にも注意を払うべきだということを学びました。

今回の修理作業は一見簡単なように思えましたが、音の問題を正確に特定し、適切な部品交換を行うことでエンジンを再生させることができました。この経験は私にとっても大きな成長の機会であり、今後の整備作業においても音に敏感になることを心掛けたいと思います。

皆さんもバイクの整備においては、細かな音やサインに注意を払ってみてください。それがバイクの問題を早期に発見し、的確な修理を行うための重要なヒントとなるでしょう。

次回の整備日記もお楽しみに！

本の小さなバイク屋 修理奮闘記

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